富山県の五箇山の合掌造り集落の近くにある、またぎの店主が自ら仕留めた熊などのジビエを食べさせてくれる定食店です。
冬は豪雪地帯なので、運転にはくれぐれも気をつけて向かってください。国道は除雪が結構しっかりしてありますが、雪道が危険なことには変わりありません。雪が多い時期は、自分の車よりも背の高い雪壁を左右視界に入れながら走ることになります。
(オーベルジュとして2020年12月22日に利賀村に移転オープンした「L’evo(レヴォ)」さんの前後にで立ち寄ってみるのも良いと思います。)
ドライブインのような感じで街道の脇に急に現れるので、特に初めての方は見逃さないように注意深く走ってください。
外観も店内も地元に愛される定食屋さんの雰囲気で安心感あるのですが、驚くのはメニューです。
熊をはじめ、猪や鹿料理などが当たり前のようにお品書きに並んでいるのですが、さすがにハクビシン鍋、たぬき鍋には二度見してしまいます。
名物の熊鍋を食べるのもヨシ、いろいろチャレンジしてみるのもヨシ。
●熊鍋(1人前 1800円)
個人的にはやはり「熊鍋」が一番好きです。
都会で高値が付く熊が定食の値段帯で食べられるのはここだからこそ。海外からの訪問客も珍しくないそうです。木の実を食べている月ノ輪グマを主に使用しているので、猛獣らしいエネルギーみなぎる味で、野趣はあっても臭みはなくおいしいですよ。
(4人数くらい注文すると大鍋で出てくるときもあります。)
〆にはご飯を追加注文して、ぜひおじやにしてもらってください。エキス染み出たスープをご飯が吸い込み、おいしさを余すとこなく堪能できます。
●熊丼(1200円)
こちらもオススメ。熊肉をたまごとじにしてあります。
●はくびしん鍋(1500円)
●くまモツ焼き(4000円)
●赤カブ酢漬け(300円)
●五箇山豆腐(300円)