「ちくわ」自家製の練り物がすごい!バル感覚で楽しめるおでん屋だがこだわり注ぎ込んである。変わりダネも満載ッ!地物食材豊富

料理: 6.8 その他: 6.7 ポイントについて
ちくわ (ちくわ)
営業時間 17:30~0:00(L.O 23:00)
定休日 日曜
価格帯 2,000円~5,000円
訪問回数 5回

金沢には50年以上暖簾を守るおでん屋さん、通称“金沢おでん”の店がいくつもありますが、こちらは2015年8月8日オープンのおでん屋さんです。メニューはおでん屋さんの枠にはまらないものも多く、バル感覚で楽しめるお店でありながら、同店ならではのこだわりをしっかり料理に注ぎ込んであるところに注目です。特徴は主に3つ。
①つ目は、ちくわやはんぺんなどの練り物が自家製であること。手づくりはんぺん、手づくりごぼ天まであります。ちくわは練り込み食材(柚子や山椒、加賀野菜)が季節で変わります。
②つ目は、おでん出汁。「飲み干せる出汁」を目指しているそうで、真昆布、宗太鰹、サバ節、ウルメイワシに数種類の食材を加えて出汁を引き、大野のお醤油や能登の塩などの調味料で味を整えています。金沢の老舗おでん屋さんは、結構シンプルに出汁を作ってあったりするのですが、こちらは多種の旨味成分を掛け算することによって、複雑で品のあるおいしさに仕上がっています。
③つ目は、おでんの変わりダネがあるということ。車麩やバイ貝などの金沢らしいおでんダネはもちろん、イクラをのせたたまご、揚げ豚、小さながんもなど、老舗とはまた違った個性が面白いです。地物食材をふんだんに使用しているので、観光の方にも嬉しいはずです。

ちなみに店名“ちくわ”には、“輪を築く”という意味が込められているそうです。

場所は香林坊東急の裏手で、同店の目の前にはハントンライスで有名なグリルオーツカさんがあります。窓は大きくガラス張りで、カウンター越しがオープンのキッチンになっており、シンプルでスタイリッシュな空間。カウンターの中央にはおでん鍋があり、ゆらゆらと湯気が立ちのぼります。
外食文化研究家 あすか

(2020年5月18日 最終訪問)

2020年5月18日

秋冬からしばらくぶりの訪問。時間短縮されたり、さまざまな対策をして営業をされていました。
●ちくわ自家製&創作おでん種 から
「ちくわ」のちくわ(桜)、手づくりつみれ、ロール白菜
この日のちくわはふんわりと桜が香る春らしいちくわでした。手作りつみれのおいしいこと。出汁は店主の狙い通り、ついつい飲み干しちゃうおいしさです。

●大根、こんにゃく

●おでん屋の牛すじ麻婆豆腐
ハマった一品。おでん屋さんに必ずある牛すじとマーボー豆富を合わせる最高のアイディア。煮込んでとろとろの牛すじ、甘さを良い感じに効かせてあります。

 

2019年8月28日

久々の訪問になってしまたったのですが、冬でもないのに予約で満席!人気が加速し混み具合に驚きました。
メニューに注目。ちくわのたまご、揚げ豚などなど、手づくりシリーズをはじめとし、オリジナルメニューも多いので、メニューを眺めるのも楽しいですよ。

●手づくりちくわ、手づくり鶏団子、ちくわのたまご、大根、車麩

「ちくわのたまご」は、半分にした玉子にイクラをのっけたおでん。イクラは醤油漬けで、いい塩気でお酒が進む。この日の「ちくわ」には、金沢の山椒を練り込んであり、爽快な青い香りがアクセントに。うまい。
 
●空芯菜のナムル
炒め物で出てくることが多い空芯菜ですが、ナムルとは新しい。

●おでん屋の牛すじマーボー豆富
うまい!これはオススメ!おでん屋さんの牛すじとマーボー豆富をフュージョンさせるアイディア最高。煮込んでとろとろの甘めの牛すじ、仕上げにミルで青山椒を挽き、金沢山椒オイルをたらし、山椒が味を引き締めます。この山椒、痺れがストレスではなく、香りが良くて好きです。


この日のお酒は、
●手取川 秋純米・辛口
ひやおろしの前のタイミングで出荷される、辛口でさっぱり目の秋純米。

●湯涌ゆずエール
金沢の奥座敷、湯涌温泉の辺りは柚子の産地でもあり、その柚子を使用したフルーツビールです。この風味は料理にも好相性。インターナショナルビアカップで金賞受賞ビール。

 

冬のちくわ

●ちくわ(金時草、打木赤皮甘栗かぼちゃ)
金沢の伝統野菜、加賀野菜を練り込む日もあります。
外食文化研究家 あすか
●真子(鱈)おでん
真子を炊いてすり身と合わせてあるのですが、すり身の比率が低くてほぼ真子なので、さわさわと口の中でほぐれる感じは真子煮そのもの。これは新しくておいしい。
外食文化研究家 あすか
●カニ面(冬限定)
ちくわさんらしく、カニとすり身と合わせて外子を全面にまぶして。プリッとした弾力とプチプチ食感が美味でした。
外食文化研究家 あすか
外食文化研究家 あすか