2024年11月26日、金沢市片町の「焼肉大将軍 金沢」で行われた、“闘う料理人”こと「割烹こめを」店主こめおさんとのコラボレーションイベントに参加しました。
「焼肉大将軍」は、片町の伝馬町の、飲食店が立ち並ぶ一角に構えます。170年の歴史を持つ町家をリノベーションした空間は、金沢らしさにモダンな雰囲気も兼ね備えてており大人な雰囲気。
金沢店は“羽釜で炊き上げるご飯と焼肉”がコンセプトで、カウンターには竈も存在感を放っています。
【焼肉大将軍金沢店】あの大将軍がついに2024年2月1日にグランドオープン!コンセプトは「竈で炊くこだわりの炊き立てご飯と究極の焼肉」
BreakingDown出場で知られるこめおさんは、“闘う料理人”という通り、料理人として麻布十番にある完全予約制の「割烹こめを」で腕を振るっています。さらにレシピ本「こめおメシ」の著者でもあります。おせちの販売も行っており、今年分はもうかなりの予約が入っており、料理人としても大活躍されております。
格闘家としてのイメージが強いこめおさんですが、お料理がとても繊細で、そのギャップにとても驚きました。静かに淡々とお料理される姿が印象的で、物腰もやわらかく、説明もとても丁寧にしてくださいました。
内容は、肉割烹のようなコースで、思いもよらない意外性あり、工夫も光り、金沢らしくもあり、いつも金沢では食べられない食材使いもありと、とても面白いコースでした。
厳選米が3種類食べられるというのも良かったです。
・八寸
蒸しミノキャビア、焼胡麻豆腐、栗の蜜煮、ローストビーフ(ブルーチーズ)、松茸こいも唐墨がけ
・手毬寿司(和牛雲丹、和牛香箱がに、和牛甘エビ)
3種類の肉寿司が豪華です。お米は、地元ほうらい米を使用。
・おでん(椀物)
源助大根、金沢春菊、金時人参、車麩、ヒレ、柚子
金沢のご当地グルメの代表格おでんを、地元食材を使用してお椀として。お出汁は牛だしで、綺麗で繊細な味わいでした。
・肉そば
想定外のアイデアとおいしさでびっくりでした。おそばに肉しゃぶが乗っている料理なのかなと思っていましたが、全然別物。シート状に伸ばしたそばで、能登牛サーロインを巻き上げてありました。すすらない、食べるそば。これはすごい。お出汁に品があって、おそばにマッチ。
・にえばな
”こめを厳選米”、岐阜の「龍の瞳」というブランドコシヒカリで、通常の1.5倍ほどの粒の大きさです。まずは、糖質が高まる、アルデンテであっさりみずみずしいにえばなで。
・天麩羅 能登牛ヒレ
175度の低温で、ジャストキュイッソン。ロゼ色の断面が美しい。抹茶塩で
・酢の物 ホタテ、きゅうり、菊の花、松前酢
揚げ物の後に、あっさりとさせるコースの流れです。この料理も繊細だった!
・焼物とご飯
極みタンは、5ツ星お米マイスターの「京の米老舗 八代目儀兵衛」さんの厳選米で、栃木と長野のコシヒカリブレンドです。
能登牛うちももとイチボは、先ほどにえばなで食べた「龍の瞳」を蒸らした状態で、糖度が高まっていました。
・甘味
最中、かぼちゃ、ミルクジェラート
【店舗概要】
店舗名:焼肉ハウス 大将軍 金沢店
住所:石川県金沢市片町2-31-36
電話番号:076-204-7935
営業時間:17:00-24:00
定休日:日曜
座席数:1階45席、2階約60席(※カウンター 8席、個室12部屋 56席、大広間2部屋 約34席)
座席タイプ:カウンター、座敷、テーブル、大広間(宴会場)