「金沢おどり」金沢の雅を楽しめる度200%!三茶屋街ひがし・にし・主計町の芸妓衆総出演の絢爛豪華な舞台!舞台演出がとにかくすごい。秋の風物詩

9月の金沢の風物詩と言えば「金沢おどり」。金沢おどりは、金沢の三茶屋街である、ひがし、にし、主計町の芸妓が総出演する絢爛豪華な舞台で、金沢がより一層伝統芸能で彩られる期間です。金沢おどりは、令和元年である本年2019年で第16回を数えました。開催は4日間(9月20日〜23日)で1日2回公演です。



開演前に早めに会場入りしたい理由は、お茶席が準備されているから。まずは芸妓さんのおもてなしでお菓子とお茶を頂いて、金沢おどりのプロローグとして楽しみます。

この日のお菓子は、「吉はし」さん製で、名は“花宴(はなうたげ)”。可愛らしいお菓子に、気持ちが高ぶってきます。



いよいよ舞台開演。まずは三茶屋合同の素囃子「新曲浦島」で堂々たるスタート。大和楽で舞台が繰り広げますが、演出が素晴らしくて見入っていたらあっという間にフィナーレでした。
特に、令和元年の御祝儀「天の岩戸」は神秘的で素敵だった。そして、会場全体が引き込まれたのが、芸能分野で現在唯一の石川県指定無形文化財保持者「いしかわの至宝」乃莉さんの小鼓一調「空(くう)」。神々しくて、息をするのも忘れていたくらい魅入ってしまいました。鳥肌が立ちました。フィナーレ近づきお座敷太鼓。「竹雀」に「四丁目」「八丁目」そして「さわぎ」と耳慣れた曲とリズムでウキウキ心踊るし、お茶屋さんにいる気分で楽しい。
サアサ浮いた浮いた〜ヤアートヤトヤト〜
ラストの「金沢風雅」は圧巻でもう胸いっぱい。最後に芸妓さんが舞台から小さく結んだ手ぬぐいを投げてくれます。私はキャッチできなくて、あー残念と思っていたら、前席の紳士がくださいました。嬉しいわぁ。
開演前に笑弥さんにお写真撮ってもらったら、笑弥さんのサイン入り手ぬぐいをGETできたという。

【第16回 金沢おどり】
日程:令和元年9月20日(金)~23日(月・祝)
※各日とも午後1時と同4時の2回公演
場所:石川県立音楽堂 邦楽ホール
金額:プラチナ席(指定席)8,700円、S席(指定席)7,700円、A席(自由席)6,700円
【金沢の三茶屋街(ひがし・にし・主計町)】
●ひがし茶屋街
・ 八しげ
・ 山とみ
・ 中むら
・ 春の家
・ 八の福
・ 藤乃弥
●にし茶屋街
・ 明月
・ はん家
・ 美音
・ 浅の家
●主計町茶屋街
・ 仲乃家
・ 一葉
・ まゆ月
・ えんや
  
ちなみに昨年のパンフレットに私が〜