テイクアウト対応を始めたお店の情報をできるだけ掲載していこうと思います。
※日によってテイクアウト料理、商品の内容や金額が変わる可能性がありますのでお店にご確認ください。
※テイクアウト対応の終了日はわたしのほうでは把握しておりません。
※お店間のトラブルや内容に関しての責任は持ち兼ねます。
（2020.4.24の記事に情報を加筆して2020.5.1に再投稿しています。）
富山「KAWAZ」さんで購入できるテイクアウトメニュー「セントウメシ」のご紹介です。
※他県へは行けないタイミングなので、私は富山からの定期配達便にお弁当やワインなど積んでもらって購入しました。
このお弁当はなんと、現在次のレストランオープン準備中の「L’evo（レヴォ）」谷口英司シェフと、「KAWAZ」川崎淳シェフがコロナを乗り切るためにタッグを組んで作り上げたお弁当です。川崎シェフは元L’evoスーシェフですから、コンビ再結成ということになります。これは貴重。
コロナに負けない体と心のために、主に地元富山の天然食材を使い“闘うご飯”を提案されるところが、いつも前向きな谷口シェフらしいなと思いました。
セントウメシ-01 〜熊と山菜〜
●セントウメシ-01 〜熊と山菜〜（税込1650円）
この“セントウメシ01”には、富山県産のお米、月の輪熊、花山椒、タラノメ、コゴミ、タケノコ、三つ葉、チョロギを使用。
※“01”バージョンの販売は4月26日（日）までで終了しています。
開けてびっくり。見るからに大地のパワーを感じます。
熊と花山椒という取り合わせは、毎春レストランで楽しみにしているコンビネーション。
まずは書かれていた通り、500w40秒でレンジ。
温めることで熊の甘い脂が溶けてご飯をコーティングし、目尻が下がる美味しさ。「ああ、おいしい。」熊肉の厚みも絶妙な薄さに計算されています。付け合わせの山菜もちよろぎも、丁寧に仕込みされたことが伝わります。目を閉じれば自然豊かな山々の中に居るよう。
料理人のシゴト、センスが随所に感じられるお弁当。お弁当にこれだけのエッセンスを詰め込み、感動を与えられるのはすごい。
外食できない切なさを吹き飛ばしてくれました。
さらに付属アイテムにもこだわりを忘れない。
おしぼりは竹皮に包んであり、いい香り。お弁当箱もプラスチックではなく木製で、木のぬくもりが心地よくとっても癒されました。久々に感じる心の安らぎ。
テイクアウトの限界を超えたセントウメシが、夢とパワーを与えてくれました。
セントウメシ-02 〜富山湾の恵み〜
●セントウメシ-02 〜富山湾の恵み〜（税込1650円）
アナゴ、イワシ、マス、バイ貝、マダイ、カワハギ、白海老、ホタルイカ、ヤリイカ、水蛸、イクラ、ウド、コゴミ、コシアブラ、タラノメ、花山椒、米、餅米
食材は全て富山県産。海の恵みは「黒崎鮮魚店」が厳選（魚介類の内容は海の状況により変わります。）
4月29日（水）からは“02”バージョンになりました。
熊と山菜が素晴らしかったので勝手に膨らんでしまう期待。その期待を裏切らないのがさすが。今回も素晴らしかったです。
かぶせを取ると思わず“宝石箱”と言いたくなる美しさ。酢飯ではないけれどチラシ寿司のように食べられる海鮮と山菜のご飯です。食べ進めていくと分かるのが、一つ一つの魚それぞれに合った調理・味付けが施されているということ。一口ごとに違う味が広がり感動があります。絶妙な味の添え方や火入れ。さらに細かくした山菜を揚げて、食感と香ばしさを加え、苦味を味方につける。この1箱に一体どれだけの手間がかかっているのかと思うと、価値が計り知れません。すごい。
魚がまるで新緑の木漏れ日の中を悠々と泳いでいるような、そんなイメージの味わいでした。
ペアリングワイン
富山「カーヴ・ロンド」さんでセントウメシに合うワインをペアリングしてもらいました。
●フィンカ・バカラ 3015 （セントウメシ-01に合わせて）
その他、10本ほど他の料理にもペアリングしてもらいました。これは嬉しい。おうち飲みが楽しくなります。
注文・受取方法
予約は前日までにKAWAZ（076-492-2926）まで電話にて予約ください。
（※当日の場合は先着順）
受け取り場所は「KAWAZ」店頭にて、10:30〜13:30（※売り切れ次第終了）
https://www.facebook.com/Kawaz-277584429539514/
土日限定でワイン専門店「カーヴ・ロンド」でも受け取り可能。注文は前日10時までに電話にて。ペアリングのワインも併せてお買い求め頂けます。
（カーヴ・ロンド：076-420-5001）
お店の住所・電話番号はこちらのリンク↓からお確かめ下さい。
シェフの本領発揮である通常営業時の様子もぜひご覧ください。
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