「舌鼓の会」とは。金沢で一番歴史ある料亭つば甚で開催される月の宴、十三夜に。芸妓の舞にお座敷太鼓も。令和元年で第44回目!(写真ギャラリー)

毎年この時期に「舌鼓の宴」という催し物が、金沢で最も歴史のある料亭「つば甚」で開催されています。令和元年でなんと44回目。ということですから、金沢の人の“文化的行事を大切にしていこう”という心意気も伺えます。しかも本年は、参加したいという声が多くて2日間の開催ですが、両日共100名を超える参加者です。すごい!!
この会はお月見を楽しむことも趣旨にしているため、開催は“十三夜”(前日と当日)となります。芸妓さんは、10月10日は東、11日は西です。
2019年の“十三夜”は10月11日。“十五夜”のほうがメジャーかもしれませんが、“十三夜”も実はとても大切な日です。「中秋の名月」と言われる“十五夜”は、すすきを飾ってお団子を供えお月見をします。「芋名月」とも呼ばれます。“十三夜”は収穫時期の終わりとされ、「豆名月」や「栗名月」と言われます。“十五夜”と“十三夜”の両方のお月様を見ることが習わしとされていて、どちらか一方だけだと、「片月見」といって縁起が悪いとされたようです。
(下記、お料理など写真ギャラリーです)
篠笛から始まり、踊り、お座敷太鼓まで楽しませて頂きました。


お料理は、松茸、新いくら、菊、栗、きのこなど秋の食材がふんだんに。

胡麻豆腐のお月様には人参のうさぎが。





虫送り太鼓

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