【NEWS】金沢最古の料亭「つば甚」、朝食『かに粥』を7月1日より提供開始。創業350年の趣ある空間で、特別な朝のひとときを

創業350年、金沢で最も歴史のある老舗料亭「つば甚」さんが、2025年7月1日(火)より、朝食限定で『かに粥』の提供を開始します。
試食会に呼んでいただきました。

つば甚さんの歴史は深く、加賀百万石の礎を築いた前田利家が、尾張に居を構えていた頃から代々のお抱え鍔師だった鍔家で(刀剣の鍔(つば)のことです)、三代目甚兵衛が宝暦2年(1752年)に 鍔師の傍ら営んだ小亭・塩梅屋「つば屋」が「つば甚」の始まりなのだそうです。宝暦2年ですから、江戸中期ということになりますね。当時、友人や知人をもてなした趣向に満ちた料理がたちまち評判となり、藩主はもとより藩内の重臣が訪れるようになったそうです。やはり“おもてなしの心”というのがルーツにあるんですね。
ちなみに、伊藤博文、室生犀星、芥川龍之介、三島由紀夫、横山大観、山下清などなど、歴史上の偉人も訪れています。

朝食会場は、階段を登って2階です。

お席は窓際で、犀川と金沢の街並みを目下に眺めることができます。素晴らしい景色です。

 

つば甚の朝食『かに粥』
湯斗(ゆとう)、だし巻きたまご あおさあんかけ、自家製くずしとうふ 塩麹、鴨ロース、鯵の南蛮漬け、かに粥、お漬物

カニの種類は季節で変わるそうで、今回は紅ズワイでした。早朝から料理人さんが捌いてくれたカニ身がたっぷり。
土鍋でコトコト。湯気に乗ってカニの風味が鼻腔をくすぐります。

優しく品のある味わいが、格式高い空間にも呼応します。つば甚が大切に受け継いできた『かに粥』を、清々しい朝に、趣あるお座敷で味わえるというのは、この上ない贅沢です。

金沢を訪れる方には、ぜひ味わっていただきたいです。地元の方もぜひ体験ください。

 

【つば甚の朝食『かに粥』詳細】
価格:5,280円(税込)
提供時間:7:00〜/8:00〜/9:00〜/10:00〜(各回完全予約制)
予約方法:TableCheckより事前決済にてご予約ください
https://www.tablecheck.com/shops/tsubajin-breakfast/reserve
予約の最終受付:前日の17:00まで(当日の受付は無し)
支払方法:事前決済のみ
住所:石川県金沢市寺町5丁目1−8
お電話でのお問合せ:076-241-2181
電話対応時間:9:00~18:00
※通勤ラッシュの時間帯はつば甚周辺が大変混み合います。時間に余裕を持ってご移動ください。
定刻に遅れそうな場合でも、9:00までは電話がつながりませんのでご注意ください。

 

【朝食に関するご案内・注意事項】
アレルギーについて:甲殻類・卵・大豆のアレルギーをお持ちの方はご予約いただけません。
食の対応について:ヴィーガン・ベジタリアン・ハラル等の特別対応は行っておりません。
お子様について:お子様の同伴は可能ですが、専用メニューはございません。
ドレスコード:軽装・サンダル履き・素足でのご来店はご遠慮ください。
駐車場:専用駐車場は無し。お車でお越しの方は近隣のコインパーキングをご利用ください。
バリアフリー対応:無し(朝食会場が階段のみの2階にあるため)
※昼夜の通常の懐石料理では全て対応可能です。