「YAUMAY(ヤウメイ)」金沢出身社長が世界のアラン・ヤウとタッグを組んだ点心専門店が11月8日丸の内に登場!

2018年11月8日、丸の内にオープンする商業ビル「二重橋スクエア」の2階に「YAUMAY(ヤウメイ)」という点心専門レストランがオープンします。なぜ私のブログで取り上げさせていただくのかというと、金沢出身であるアイエムエムフードサービス株式会社 代表取締役 河村征治さんが仕掛けるレストランなのです。IMMさんが展開するレストランは、業態が実にさまざまであるということが他のレストラン企業とは異なるところです。例えば、渋谷ストリームや竹下通り、軽井沢、金沢などにお店を構えるレモネード店「LEMONADE by Lemonica」もIMMさん。タレントさんも御用達のお取り寄せピザのお店「森山ナポリ」、さらに金沢駅前に出店し連日賑わっている「回転すし 輝らり」、ミクソロジーカクテルのバー「The Station Bar Mixology」、手頃においしいビーフステーキが食べられる「オー!マイステーキ」、「天丼こし」、牛鍋「居ろは」などなどなど。え?全然違うジャンルやん!!ってびっくりしますよね。成功の秘訣など聞きたいものです。

アイエムエムフードサービス HPより ショップリスト
http://immfoodservice.com/shops-list/

そんな河村さんが次に仕掛けるのが点心に特化した中国料理。なんと、世界的に有名なレストラン仕掛け人ALAN YAU(アランヤウ)氏とタッグを組むというから驚きです(アラン氏の詳細は下記)。私はレセプションにて訪問しましたので、お店の様子をレポートします(オーダー制だったので通常営業のような感じでした)。

<総括>
二重橋スクエアは東京駅から徒歩で10分以内で、新幹線を降りてからのアクセスが楽でした。ビル2階までエスカレーターで上がると、バーンと目の前一面に飛び込んでくるの店舗の派手なロゴ。漢字とアルファベットを立体的に組み合わせた複雑かつシンプルなロゴで、一度見たら忘れない。そして一歩店内に足を踏み入れると、ぶっ飛びの格好良さに再びびっくり。シンガポールとかにありそうなアッパー層向けファインダイニングのような雰囲気で、さらにロンドンからのスタッフも多いというのもあって、なんだか日本であることを忘れてしまいそうだった。
店内入って右手がメインダイニングで、左手に進むとバースペース。トータルで118席というからさらに驚きだ。
大きなオープンキッチンを横目にフロアに入るのですが、このキッチンが臨場感すごくてエキサイティング。食べる前にもうボルテージは最高潮。蒸篭からむくむくと上がる湯気の向こうに見え隠れするシェフたちの姿に自然と期待が高まる。広いワンフロアはシックで重厚感があり、席もソファーでどっしりと腰をおろせる。ちょっと高めの位置に作られた厨房がまるで劇場のような感覚で見物できてずっと飽きない。
料理はアラカルト注文方式で、メインは点心。もっとヌーベルシノワ系なのかなと思いきや、そうではなく、良い意味でのオーソドックスさに期待値以上のおいしさが加わっている。海老蒸餃子や焼売、バオなど、ほわっと白い湯気を上げてテーブルに登場する点心はやはり胃袋がソワソワして楽しい。蒸しものならではのプリッとした食感に心も踊る。名物メインのクリスピーダッグはぜひ4名くらいでご注文を。デザートも点心で準備あり。温かいデザートって口どけもいいし香りも立つしいいですね。デザートまで美味しいのは満足度高い。
アラカルトの気軽さが利用しやすいはずで、数ヶ月に一度とかではなく、けっこう頻繁に通いたくなるレストラン。

(オープンまでにメニューを増やしたりさらに練ったりするということだったので変更ありかもしれませんが、この日注文したものを下記のせておきます。)
●クラゲサラダ、海老蒸餃子、蝦夷鹿肉のパイ包み

●帆立焼売

●チャーシューバオ

●鶏肉とトリッパの白胡椒スープ

●クリスピーダッグ
スタッフが目の前でデクパージュしてくれる。カオヤーピンにのせて北京ダックの要領でいただく。ネーミングどおりのクリスピー食感で、口の中で弾ける乾いた音に食欲増。




●カスタードパン
中のフィリングが激アツなのでご注意を。でも熱々がおいしいのだ。ふるふるとソースのように流れ出るカスタードが美味。

●黒胡麻団子ピーナッツ衣
見た目からもう完全においしいでしょ!!黒ゴマとピーナッツのふくよかな風味が口に広がる。

<店舗情報>
店名:YAUMAY(ヤウメイ)
住所:東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋スクエア2階
電話番号:03-6269-9818
営業時間:【ランチ】11:00~15:00(L.O.14:30)、【ディナー】17:00~23:00(L.O.22:30)
  

MODERN ASIAN RESTAURANT/BAR&DINNIG の巨人
Alan Yau(アランヤウ) LONDON

アイエムエムフードサービスHP プレス記事より引用
http://immfoodservice.com/yaumay-release/

ロンドン発、世界が認めるスーパーカリスマレストラン仕掛人。カジュアルからアッパーまで、数々のStylish傑作を輩出。カリスマレストラン仕掛人アラン・ヤウ氏はクリエイティビティに溢れ、海外展開において広く活躍。
イギリス・アメリカ・バーレーン・ベルギー・キプロス・デンマーク・UAE・ギリシャ・アイルランド・マルタ・オランダ・ニュージーランド・北アイルランド・カタール・スウェーデン・スイス・トルコ・スロバキアとイギリスを含めるとなんと18か国。加え最近ではバングラデシュやインドまで広げている。WagamamaやCha Cha Moonなどのカジュアル・レストランから、中華の有名店HakkasanやYauatcha、Sake no Hanaなどの高級店まで、ロンドンでアジアン・フードを流行させた立役者。インテリアは、カジュアルなものでもスタイリッシュにまとめられている。
近年の彼は変わらず精力的であり、2013年には北京のスワイヤホテルとのコラボで、新しい感覚の北京ダックレストラン「京雅堂 (Jing Yaa Tang)」、2014年にはモナコで有力パートナージロディ・グループと提携して中華と西洋を融合させたフュージョン料理「宋気(Song Qi)」を。香港も含め海外進出や出店後の世界展開を考えるうえでこのアラン・ヤウ氏の素晴らしい企画力と行動力、実行力、アツいバイタリティは素晴らしい。
有名店が並ぶロンドンのメイフェア地区に、新しい高級レストラン「パーク・シノワ」をオープン。メイフェア地区で最も手のかかったレストランだと語る。建設には1平方フィート当たり1,000ポンド(約157,800円)以上の費用を費やし、広大な土地を含んだ総額は4,000万ポンド(約64億円)と噂される。ここではカクテルや高価な食事の背後にバンドが演奏する音楽が流れ、1920年代の上海に見られた高級ラウンジを思わせる。「20年代の『コットン・クラブ』や上海でジャズバンドが演奏していたクラブなどを知って以来、食事とライブ演奏を組み合わせてみたいと思っており、その現代バージョンだ」と説明する。
 「ハッカサン」というレストランはミシュランで2つ星を獲得した高級広東料理レストランでロンドンのHanway Place、Mayfairに2店舗、他にムンバイ、アブダビ、ドバイ、ドーハ、上海、マイアミ、NY、サンフランシスコ、ラスベガスと世界展開を手掛けている。
 「ヤウアチャ 唐茶苑YAUATCHA」はミシュラン高級飲茶レストラン。ロンドン2店舗、インド4店舗(ムンバイ、ベンガルール、ニューデリー、コルカタ)に展開。中華料理以外ではタイ料理の「Busaba Eathai」。こちらはタイ・カジュアル レストランでロンドン12店舗、英国内でマンチェスターとリバプールに出店。
最も注目すべきことの一つはモダン食堂「ワガママ」(wagamama)」。このジャパニーズ風大衆型チェーンレストランは1992年にロンドンで開業し、20年以上経営を続けている。学食のように長いテーブルが並ぶシンプルでモダンなインテリアにスタイリッシュなグラフィック、そして「ヘルシー」な「日本食」が気軽に食べられるというので人気に火がつき、今ではイギリスのみならず、ヨーロッパやアメリカ、中東にも進出している。