通称“hokka”として知られる北陸製菓は、1918年(大正7年)創業の菓子メーカーで、ハードビスケットやカンパンと言った焼き菓子が主力。トレンドに流されない懐かしい味わいにほっこりします。ムーミンの形をしたムーミンビスケットも可愛いですね。
これらは小麦菓子ですが、米菓で人気なのは揚げあられシリーズのビーバーです。
ビーバーはご当地フレーバーが充実しているので、お土産としてオススメです。金沢駅でも購入できます。
商品名の由来は、1970年の大阪万博のカナダ館で展示されていたビーバー人形の歯の形が似ていたためだとか。
手軽さに買えて、パッケージも可愛く、さらに甘いお土産のラインナップの中に塩気の効いたものがあって重宝すると思います。
美味しさの秘密は、北陸産もち米に練り込んだ日高昆布。旨味が後を引き止まらない美味しさなんです。
お味は、定番のプレーンビーバー、白えびビーバー、のどぐろビーバー、カレービーバー、とり野菜味噌ビーバー、炎鵬ちゃんこビーバーなどなど期間限定味もつど話題を集めます。
個人的に好きなのは、白えびビーバーとレモネードビーバーです。
●白えびビーバー
白エビの風味が咀嚼するたびに広がって、程よい塩気がうまさを引き立てます。ビールが進むやつ!
●あおさ塩ビーバー 2023年9月4日から販売開始
あおさの豊かな海の風味が口に広がり、咀嚼するたびに香ばしさと重なります。シンプルだけどうまいやつ。
⚫︎カニビーバー 2023年10月2日から北陸限定で発売
ありそうでなかったカニ味に「待ってました!」
北陸産ズワイガニエキス使用というのがいいですね。芳醇なカニミソ風味がほんのり余韻します。パッケージもカニらしさが全面に出ていて目をきます。これはお土産にしたら絶対に喜ばれる。
●レモネードビーバー
2022年4月に期間限定で販売した商品。金沢発オリジナルレシピのレモネード専門店「LEMONADE by Lemonica(レモネード バイ レモニカ)」が監修したレモネードビーバーです。
レモンの爽やかな酸味が不思議な調和をしており、驚きでした。イメージ的にはタイ料理っぽいかな。昆布からの旨味があって、レモンがレモングラスのように効いているので、辛さのないトムヤムのような、意外性のあるうまさでした。
●のど黒ビーバー
なるほどこれがのど黒か!の味。魚出汁が効いています。もっと濃くても好きだけど。
●カレービーバー
米菓とカレーのコンビネーションは間違いないやつです。サクサク乾いた食感と共にスパイスの風味が広がり、次の一口を急がせる。
●とり野菜味噌ビーバー
北陸の冬の定番であるとり野菜とのコラボ!とり野菜味噌感もっと濃くてもいいかも。
●わさびビーバー
2023年3月発売となった新作。金沢大野の直源醤油使用。そこまで刺激はなくて幅広い年齢層が食べやすいと思いました。大人はもっと刺激欲しいかも。