金沢市片町の一角にある、創業昭和22年の町寿司。長年愛され続け、現店主の石崎眞孝さんで2代目。女将さんと二人三脚で歩み続けてきました。
リーズナブルで大衆的なお店で、昔からの常連も多いのですが、近年はインバウンドのお客さんで連日賑わっているんです。
海外からの認知度が高い理由は、「トリップアドバイザー」で口コミが多いからのようです。
(トリップアドバイザーでは、金沢市のレストラン3550軒中 6位 2023年4月26日現在)
人気の理由の1つは、着物に割烹着の女将さんが英語で接客してくれるから。気さくにお話ししてくれてニッコリ笑顔で緊張感を解きほぐしてくれます。さらに、店内が“昭和の風情漂う日本の古き良きすし屋”の雰囲気もツボ。大将の前のネタケースには柵取りした魚が並び、10席のカウンターが1列。価格も明朗会計でリーズナブル。“JAPANESE STYLE” “THE SUSHI”を気軽に体験できるのがウケているのだと思います。
お店の右手には「宇宙軒食堂」、左手には「串揚げ味」、斜向かいには「鮨いくた」があります。
メニューには写真付きでインバウンド対応ばっちり(価格が書いてあるネタのみ準備があります)。手頃価格!
地元の方は肩肘張らず、おつまみやすしをつまみながらワイワイお酒を楽しんだり、好きなネタをいくつか頼んでサッと食べて帰る人もいて、自由に楽しんでいる感じもいい。
すしネタはシゴトをした洗練されているのとは違って懐かしみのある感じ。やっぱりこういうお店があるというのは有難い。心がほっこりする。
ずっと続いてほしい一店。
●タコ、鯵、イカ
●お新香巻き
(以下、過去訪問の写真ギャラリーです。)
●イカ、ヒラメ、タコ
●たまご、赤身
●明太子きゅうり
●赤西貝、数の子
●シャコ、おしんこ巻き
シャコやタコ↓に塗ってあるツメは、懐かしみのある感じのやつ。おしんこ巻きで酒を進める。
●ヒラメ、タコ
●コハダ
●コハダ、〆サバ
●甘海老、ヒラメ
●トリガイ
●イクラ
●ウニ
●万寿貝(おつまみで)
ちなみに飲み物はビールはもちろん、冷酒(福光屋300ml)もあり。外国人旅行客の方はみなさん冷酒にチャレンジされていました。