【DREAM DUSK(ドリームダスク)】本田直之さんが福岡で開催する食の祭典!めくみ山口大将の実演に大注目!150人前の雲丹とシャリ切りがすごい

「DREAM DUSK(ドリームダスク)」は、本田直之さんが福岡で開催している食の祭典。全国の超予約困難店5つのシェフが一堂に集まり腕を奮うという、まさに夢の一大イベントなのです。
2016年にスタートし、コロナ禍の2020年と2021年は延期となりましたが、2022年は待ってましたの開催。5回目を迎える今回がファイナルとなりました。


北陸からは我らが「すし処めくみ」山口大将が参加。シャリ切りの実演もあり、会場は大いに盛り上がりました。

会場は、福岡空港から電車で約1時間の「ザ・ルイガンズ スパ&リゾート」です。
開催日は、2022年7月9日(土)・10日(日)の2日間で、各日150人が訪れました。私は10日ディナーに参加。ゲストも錚々たる顔ぶれで、世界のフーディー・食べ歩きの頂点の方々、有名シェフや著名人の方ばかりでした。
(日中は、福岡の大人気店が集結してのアウトドアランチが開催され、1000人を超えるお客さんで賑わっていたようです。)

【本田直之さんプロフィール】
レバレッジコンサルティング株式会社 代表取締役
日米のベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、年の5ヶ月をハワイ3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々を旅し、 仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。これまで訪れた国は60ヶ国200都市を超える。毎日のように屋台・B級から三ツ星レストランまでの食を極め、著名シェフとのコラボディナーなどのプロデュースも手掛ける。著書は累計300万部を突破し、韓国・台湾・香港、中国で翻訳版も発売。

参加シェフは、全国・全世界でも名高い5名。ミシュランガイドや「Asia’s 50 Best Restaurants」などの世界のアワードでも常連の、錚々たる顔ぶれです。

【2022 DREAM DUSK 参加シェフ】
・「すし処めくみ」山口尚亨 氏(石川県野々市市下林4-48)
・「宮坂」宮坂展央 氏(東京都港区南青山5-4-30 ヴィラソレイユE号)
・「Ristorante TOKUYOSHI / Alter Ego(アルテレーゴ)」徳吉洋二 氏(東京都千代田区神田神保町2-2-32)
・「ShinoiS(シノワ)」篠原裕幸 氏(東京都港区白金台4-2-7 bld桜なみき 2F)
・「La Cime(ラシーム)」高田裕介 氏(大阪府大阪市中央区瓦町3-2-15 瓦町ウサミビル 1F)
【ドリンクディレクター】
・「An Di / An Com」大越基裕 氏

お料理は各シェフ2品(もしくは3品)の割り当てで作られていました。
驚いたのは、ゲスト150人前を作っているのにクオリティーがとても高いこと。通常大宴会の時は、どうしても再現度が落ちてしまうものですが、シェフ・厨房・サービスの結束力とチーム力が感じられる繊細さと美味しさでした。熱々や冷え冷えの温度感という、料理にとって肝心な要素(だけど大人数の時は難しい)もしっかりクリアされておりました。
本当にすごい!

(下記に今回のお料理を全て載せておりますが、めくみ山口大将の実演がとても盛り上がっていたので先に紹介します。)
コースの途中にめくみ山口大将が、なんとシャリ切りの実演をされました。
これはお店でも見れませんし、今回イベントで150人前ですから、とても迫力がありました。

皆さん大注目!

しかも、“雲丹を配送してしまうと崩れてしまう可能性が高い”ということで、山口大将自らが陸路で11時間かけて福岡まで運ばれました。山口大将らしい妥協の無い姿勢です。本当にリスペクトです。北陸の誇り。

ヒェーーー!眼福。こんな量の雲丹、見たことがありません!

でも、この雲丹は最終的にはご飯に混ぜ込むという料理なんです…(笑)

もう、シャリに雲丹を混ぜているのか、雲丹にシャリを混ぜているのか分からないくらいの目眩しそうな雲丹の量でした(笑)。イベントならではですね。

ではコースのご紹介です。
(品数多く全部紹介すると情報量が多過ぎるので、料理名(お献立まま)とレストラン・シェフ名だけ記載しております。)
個人的に味で印象に残ったのは、「赤いかのルイベ(すし処めくみ)」、「三味鮮露筍(シノワ)」、「鯵のエスカベッシュ(ラシーム)」、「蒸肉餅飯(シノワ)」。最後のマンゴーのデセールもとっても感動しました。

●ブータンドッグ(La Cime ラシーム)

●胡麻豆腐 車海 枝豆 出汁ジュレ(宮坂)

●赤いかのルイベ(すし処めくみ)
見た目にも口当たりもひやっと涼しい赤いかのルイベ。お店でも出されていますが、絶品なのです。

●賀茂茄子 鱧 冷製(宮坂)

●三味鮮露筍 ジェットファームのアスパラガス 三食べ比べ(ShinoiS シノワ)

●ウニちらし(すし処めくみ)
前記した実演の雲丹です。贅沢すぎる「#採算度外視」な一品です。

●鴨 タマリンド 蒸しクレープ(関根拓シェフのレシピを吉武広樹シェフが再現)

●冬瓜燉魚翅 フカヒレ冬瓜上湯蒸しスープ(ShinoiS シノワ)

●蛤 牛脂 トリュフ(Ristorante TOKUYOSHI)
本田直之さん自ら削ってくれた、こちらも「#採算度外視」なトリュフに興奮。


●鯵のエスカベッシュ(La Cime ラシーム)

●マンガリッツァ豚 ルバーブ(Ristorante TOKUYOSHI)

●蒸肉餅飯 ハンバーグ乗せ蒸しご飯(ShinoiS シノワ)

●DREAM DUSK オリジナルデザート(DREAM DUSK オリジナルデザート)
ドリーム!会場が湧きました。マンゴーとココナッツミルクのデセールに、福岡出身の方なら知らない人はいない、お土産の定番である「二○加煎餅(東雲堂)」を模した焼き菓子をデコレーションしてあります。ユーモラスなお目目のにわかせんべいに思わずクスッ。最後にもう一度テンションが上がっちゃいました。福岡・博多に対するリスペクトも感じる一品。

今回ファイナルを迎えるということで、最後に参加できてとても幸せでした。
本田直之さんのイベントには夢が詰まっておりました。
ありがとうございました。


【飲み物 BEVERAGE】
特にインパクトがあったのはどれだけ飲んでもなくならない量のドンペリです。こちらも「#採算度外視」な気前の良さで、楽しませて頂きました。
●Dom Perignon 2012 presented by 食べログ
●田中六五 DD special
●八女伝統本玉露
●Skerk Vitovska 2019
●Van Volxen Altenberg Alte Reben Riesling Grosses Gewaechs VDP 2017
●Benjamin Leroux Pommard ler cru Rugiens Hauts 2016
●OSUZU GIN Edition 19 distillers

「すし処めくみ」猛々しく端正なすし!店主山口尚享氏の探求はどこまで続くのだろうか。毎日能登まで出向き自ら調達する珠玉のネタ。冬の蟹三昧、夏の鮑と赤ウニ