【マルニ】屋台村にあるギャップもツボ。名店出身大将の“お出汁とお料理とお酒のお店”

「とおりゃんせ KANAZAWA FOOD LABO」にある人気の日本料理「マル ニ」さんの2024年6月のお料理です。

「マルニ」金沢の屋台村「とおりゃんせ金沢」一角に”お出汁とお料理とお酒のお店”と銘打った新しいお店が誕生



同施設は、金沢片町エリアの一角にある屋台村で、金沢の新しい食の発進基地・集いの場所として認知されいます。その2階の一角に、“お出汁とお料理とお酒のお店”と銘打ったお店が誕生したのが2023年11月のこと。
店主の二瓶健治(にへいけんじ)さんは、金沢の名店「六花」出身で、独立して新たな料理スタイルを確立している印象を持ちました。枕崎産の鰹節と利尻産の昆布を丁寧に引いた出汁を中心とした、日本の食文化の根幹と言える繊細な料理が、ここで食べられるのは驚きでした。料理ごとに出汁や添える味わいを変えてあるのもさすが。
屋台村とは言え、店内はこじんまりとした中にも余裕があり、すっきりとした印象で、カウンターの席間隔も狭さを感じさせません。
営業はワンオペで、以前はコースでしたが、現在はアラカルトのみで、より一層訪問しやすくなりました。金沢の屋台村とおりゃんせに新しい風を吹き込んでいます。
   
日本酒取り揃えにも注目で、地酒だけでなく他県のお酒も豊富に揃えており、初めて出会うお酒がたくさんあって楽しいですよ。

鰹と昆布だけで引いた出汁で、まずはまろやかで日本人のDNAが反応する旨味と温かみで胃袋からホッ。お塩は入っておらず、自然の塩味のみです。

●お通し
お出汁をテーマとする同店らしく、おつまみに鰹節と昆布が出てきます。お酒のアテに最高。
お野菜の料理は”冷やしおでん”。美しく発色しており、見た目にも鮮やかで、それぞれの個性が活かされている。なんと言っても、さすがお出汁が美味しくて飲み干しました。

●クエ
長崎のクエは、能登の天然塩とオリーブオイルで。

●アボカド浸し
鰹出汁でアボカドを短時間炊いてあるそうです。アボカドの煮浸しなんてびっくり。塩のみで味付けられており、煮崩れもしておらず、難しい食材の絶妙な昇華のさせ方が素晴らしい。

●賀茂なすと牛肉
夏の京野菜の代表格である賀茂なすは、削ぐように薄く皮をねじり剥きして。
出汁を含んだ賀茂なすの美味しいこと。出汁の甘さとまろみが調和し一体に。

●会津ソースチキンカツ
二瓶さんは会津出身で、会津の特産品や伝統料理が織り込まれている所も同店のポイントです。
福井と同じく、会津もソースカツ丼の文化ですが、千切りキャベツを敷くところや、厚切りの豚肉を使用するところなどに違いがあるそうです。
こちらはチキンで作ってありますが、下味の付け方もレモンで和えたキャベツも、衣の薄さとサクサクした歯切れの良さも、要所要所に繊細さが隠れていて、ご当地グルメが日本料理店の料理に。

●青梅蜜煮大福
お手製の青梅蜜煮と炊き上げたあんこを目の前で包んでくれます。大福の柔らかさに、とろとろ甘い青梅と香り高いあんこが溶け合う。美味。〆にぜひ食べてほしい。

【店舗詳細】  
店名:マル ニ
住所:石川県金沢市片町2丁目23−6 とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO 2F
詳細はInstagramにて(店舗情報が少ないので書けません)
予約もInstagramのDMでのみ受付
営業時間:18:00頃〜(日によって変動あり)
料理:アラカルトになりました

https://www.instagram.com/maruni_kanazawa/