「立喰い鮨 優勝」居酒屋87が金沢港に美味しい新名所オープン!プロデュースはなんとめくみ山口大将

料理: 7.7 その他: 6.9 ポイントについて
立喰い鮨 優勝 (たちぐいすし ゆうしょう)
営業時間 10:00〜14:00(13:20最終入店)
定休日 水曜
価格帯 おまかせコース(3,000円)、スペシャルコース(4000円)
訪問回数 3回

かほく市にある看板のない名店「居酒屋87」(2022年8月金沢に移転予定)と東山「鮨やしち」を手掛ける株式会社八七産業の金丸吉人 氏が、2022年5月3日に金沢港いきいき魚市内に「立ち喰い鮨 優勝」をオープンしました。同社は「金丸水産」として業務用鮮魚卸もされています。
なんと、プロデュースは石川県が全国に誇るすし店「すし処めくみ」山口尚享 大将です。さらに魚は、料理人から絶大な支持を誇る、能登町の漁師「日の出大敷」中田洋助氏から仕入れます。それを手頃な立ち喰い鮨として提供するという夢のようなお店なのです。

めくみさんは以前から「金丸水産」からも魚を仕入れていたそうで、めくみで取り扱うトップクラスのお魚だけではなく、2番手3番手のものも仕入れることで漁師さんに敬意を示したいと考えていたそうで、三者の思いが同じベクトルを向き、今回の話が具現化したそうです。(ただ、2番手3番手とは思えないとても良いお魚ばかりでした。大衆魚という意味でしょうね。)

金沢と言えば、回転寿司のレベル高いことでも知られていますが、同店は回転寿司ではなく、目の前で握ってくれる“回らないすし”でスタンディングという切り口も新しい。
高級店では静かな空間ですしに全力集中できますが、スタンディングで市場の臨場感を感じながら食べるので集中力が分散されるため、すしが繊細すぎるとぼやっとしてしまいますが、お米は宮城県のササシグレを使用し、輪郭がしっかり伝わる絶妙な塩梅に炊き上げているし、ネタの構成もメリハリあって飽きさせないし、コンセプトもブランディングもしっかり考えられているなぁと思いました。大衆魚も上手に昇華させていて、美味しさで大満足。
立ち食い鮨のレベルを超えており、店名通り美味しさで優勝しており、「立ち喰い鮨優勝で優勝してきました!」と言いたくなる。
さすが山口大将。

場所は金沢港の「いきいき魚市」場内なので、鮮魚を販売するお店が立ち並ぶ一角にあります。
暖簾をくぐってすぐにカウンターという、このラフな感じもそそられる。

基本メニューは「おまかせコース(税込3000円)」で、手頃価格で明朗会計というのも素晴らしい。内容は、すし9貫+たまご・味噌汁です。
さらに、スペシャルコースが出ている日や、料金プラスで追加メニューもあります。

【ある日のおまかせコース(2022/7/22)】

ホワイトボードに産地まで明記してあるのが素晴らしい。一部他県産もありますが、能登中心に金沢・富山・福井と北陸のネタで揃えてあります。これは地元の人も観光客も嬉しいですね。

2022年8月22日 スペシャルコース+追加

今回は、ノーマルな基本の「おまかせコース」(3000円)の他に、「スペシャルコース」(4000円)というのが出ていたので、そちらを注文。加えて追加メニューからいくつかプラスしました。
スペシャルコースでも4000円なのでこれは即決。(せっかくここまで来たし。)

【スペシャルコース(2022/8/22)】
●スペシャルコース(10貫+玉・味噌汁、税込4000円)
赤イカ・ヒラメ・白海老・クエ・イクラ・のど黒・イシカゲ貝・大トロ・ネギトロ・うなぎ手巻・玉・味噌汁

今回も地物がズラリのラインナップが素晴らしかった。
どれも良かったですが、季節もので言うと三枚付の新子と新いくら、イカシゲ貝にも心躍りました。

・赤イカ
毎回嬉しい最初の美しいイカ。細かく包丁を入れて甘さを最大限に引き出し、しなやかで美味。

・白海老
輪郭のある赤酢のシャリに溶け合う、繊細でとろっと甘い甘海老。

・新子
仕込みにとても手間のかかる新子。ここで食べられるなんて嬉しい。

・イクラ
新いくらは北海道ですが、初物を頂ける喜び。鰹を効かせたお出汁で美味でした。

・イシカゲ貝
鳥貝に似た貝で、しなやかな舌触りでシャクシャクとした食感でした。

・雲丹

・のど黒
軽く炙ってレアに仕上げたのど黒。仕上げに乗せてくれる薬味のネギがいい仕事してます。

・ネギトロ
細かく叩いてシャリにこんもり乗せて軍艦にて。口溶けが良くシャリと溶け合う。

・玉
海老すり身を混ぜ込んだふわふわな玉。

【追加メニューお品書き(2022/8/22)】
①能登マグロ トロたく手巻き(600円)
②対馬のどぐろ(700円)
③イシカゲ(700円)
④平目エンガワ(600円)
⑤能登ボタンエビ炙り(800円)

スペシャルコースに含まれていたメニューもあったので、それ以外のネタから、トロたくとボタンエビを追加しました。
●能登ボタンエビ炙り(800円)
 

内容が充実しているし、質の高い地物が充実していて1つ1つが美味しい。本当に立喰い鮨のレベルではないです。
今回も優勝できました!

2022年7月22日 基本おまかせコース+追加雲丹食べ比べ

今回は、「おまかせコース」に追加メニューからいくつかプラスして注文しました。

【追加メニューお品書き(2022/7/22)】
①能登マグロ トロたく手巻き(500円)
②対馬のど黒(700円)
③金沢あぶりボタンエビ(800円)
④能登産マグロ大トロ(600円)
⑤美国ムラサキウニ(1200円)
⑥余市バフンウニ(2000円)
⑦ ⑤⑥ウニ食べ比べ(3000円)

●おまかせコース(税込3000円)
この日のネタは、赤イカ(福井)、甘エビ(金沢)、アラ(輪島)、白エビ(富山)、タコ(輪島)、バイ貝(能登)、赤身(能登)、ネギトロ(能登)、うなぎ手巻(愛知)、玉(石川)、お味噌汁(佐賀)
(↓写真は一部)

・タコ(輪島)
煮タコは軍艦にして。歯が喜ぶソフトな食感に思わず目尻が下がる。

・ネギトロ(能登)
ネギトロは細かく叩いてシャリにこんもり乗せてある独特なスタイルで、口溶けが良くシャリと溶け合い美味。

●能登マグロ トロたく手巻き(500円)追加メニュー
追加メニューの中で最初から目をつけていたやつ。クルッと巻いて、海苔を挟み込んで片側を閉じてくれます。
パリッとした海苔に重なるマグロの旨さとたくあんのポリポリ。

●対馬のど黒(700円)追加メニュー
少し炙ることで脂が滲み出しており、口の中でシャリに溶け合います。

雲丹は他のネタより高めの設定ですが、通常のすし店だと軽く倍はしますので、お手頃と言えます。しかも惜しげもなく乗せてくれていて、それぞれの個性がしっかり伝わる。贅沢な雲丹食べ比べが実現です。

●美国ムラサキウニ(1200円)追加メニュー

●余市バフンウニ(2000円)追加メニュー

2022年5月8日 基本おまかせコース

●おまかせコース(税込3000円)
・イカ
細かく美しく包丁を入れ、甘さを最大限に引き出してあり、輪郭の取れたシャリに溶け合います。最初の一貫としてのインパクトもありました。

・鱒 能登

・〆鯖

・能登鮪 漬け

・ガス海老
存在感のある立派なガス海老です。足の早いガス海老を市場で食べるというもの良いですね。

・鮪トロ

・白海老
まさか白海老まで出てくるとは嬉しい。身が小さい白海老は剥き身にするのが大変なんですよね。ねっとりした繊細な甘さに浸ります。

・ネギトロ軍艦
しっかりめに叩いた口溶け良い繊細なネギトロを軍艦として。

・金目鯛
軽く炙りを入れて香ばしさを添え、脂の甘さも引き出します。

・白子
熱々とろとろの白子をシャリと共に海苔に乗せてあり、一口でパクリ。温度と共にミルキーな美味しさが広がる。

・海苔味噌汁

●穴子(300円)追加メニュー
こちらは追加にて。ふるふると繊細な穴子は、手に乗せてくれました。

新名所になることは間違いなし。金沢駅から少し距離がありますが、ここまで来た甲斐があります。

「居酒屋87(ハチナナ)」こんなところに看板のない名店が。ここまで来る価値がある。大人気の87ランチ、ディナーコースもオススメ。2022年夏移転予定

「すし処めくみ」猛々しく端正なすし!店主山口尚享氏の探求はどこまで続くのだろうか。毎日能登まで出向き自ら調達する珠玉のネタ。冬の蟹三昧、夏の鮑と赤ウニ