【ESHIKOTO】黒龍さんの新ブランドと新施設ついにお披露目。福井が世界に誇る壮大なプロジェクト始動!スケールが違う!どえらい物ができました

日本酒の超有名銘柄“黒龍”の石田屋二左衛門株式会社(旧社名:黒龍酒造株式会社)さんが、2022年6月17日に福井県永平寺町下浄法寺で「ESHIKOTO」の壮大なプロジェクトをスタートさせます。
2022年5月29日に開催されたお披露目にご招待頂きました。

同蔵の創業は1804年(文化元年)で、200年以上の歩みがあることになります。
酒蔵の場所は、豊かな水に恵まれる、曹洞宗の大本山である「永平寺」がある福井県の永平寺町(福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38)。
黒龍さんの高級ゾーンの酒には石田屋や二左衛門がありますが、石田屋二左衛門というのは創業者さんのお名前です。現蔵元は8代目の水野直人さん。今では娘の水野真悠さんと紗希さんも蔵のブランディングなどを手伝われており、一層勢いを増しています。
今回のESHIKOTOプロジェクトは、水野社長が構想10年をかけて完成させました。

ESHIKOTOとは・臥龍棟

「ESHIKOTO(えしこと)」とは、同蔵が新たに展開する日本酒のブランド名であり、同名を冠した施設名です。
“えし”は古い言葉では「良い」と言う意味で、“えしこと”は、つまり良いこと。逆さから読んだら「とこしえ」になるので、“永久・永遠”という意味もネーミングに含まれます。
ESHIKOTO(日本酒)
「ESHIKOTO AWA」は、福井県産五百万石を使用して醸し、15ヶ月以上瓶内二次発酵し冷蔵熟成した発泡タイプの日本酒です。透明感と美しい泡にまずはうっとり。ドライでキレがあり、熟成させたからこその奥深く綺麗な旨味があり、お料理との相性も抜群です。一部の特約店でのみ取り扱いがあり、私も何度かレストランで頂いたことがありますが、本当に美味しいお酒で、今までの発泡タイプの日本酒とは別物だなという印象。
ESHIKOTOのロゴは、永遠を表すメビウスの輪をイメージしてあります。

ESHIKOTO(施設)
この日本酒を熟成させているのがESHIKOTO(施設)です。
悠々と流れる九頭竜川沿いにある、通称”鮎街道”と呼ばれる国道17号線を走っていると、突如としてドデカい建物に出会います。これが今回お披露目となったESHIKOTOです。
敷地には現在、正面向かって右にある三角屋根の「臥龍棟(がりゅうとう)」と、向かって左にショップとレストランがあるガラス張りの「酒樂棟(しゅらくとう)」の2棟の建物があります。

ちなみに九頭龍川の昔の名前が黒龍川なのだそうです。
3万坪ある敷地のうち1万坪を使用しており、今後は蒸留所・醸造ラボ・オーベルジュなども建設予定で、周辺の空き家は工芸作家さんの制作拠点としても活用されるそうです。壮大な計画ですね。
福井が世界に誇る一大プロジェクトです。

臥龍棟は、イギリスの建築家であるJosiah Conder(ジョサイア・コンドル)氏の子孫であるSimon Conder(サイモン・コンドル)が設計。中は大聖堂のように壮大な空間で、日本と西洋の建築美の融合と言え、大胆で美しく、木の温もりと洗練が感じられます。入ってまず度肝を抜かれてしまう。圧巻です。これはすごい。(※内部は通常は撮影禁止、一般非公開)
福井の希少な石“笏谷石”も随所に散りばめてあります。

この中に「臥龍房」という熟成庫があり、ずらりと「ESHIKOTO AWA」が並び、静かにその時を待っています。

同館内に幾つか見つけることができるのが龍。存在感を放つこの龍は、女優であり陶芸家である結城美栄子(ゆうきみえこ)さんの作品です。

空間の半分はポップアップもできるスペースです。樹齢200年の地元の杉を使ったバーカウンターも迫力あります。

アペリティフとパティスリーacoya

ESHIKOTOの「酒樂棟(しゅらくとう)」(正面向かって左側のガラス張りの建物)は、どなたでも入場可能な施設で、2階にはレストラン「acoya」と日本酒のショップがあります。


2階に上ると、里山の絶景がお出迎え。九頭竜川の川辺から山手に風が抜けて気持ち良い。360度、全身で自然を受け止められます。


レストランは、福井市にあるフランス料理「cadre(カードル)」と銀座にあるモダンフレンチ「Air(エール)」を展開する林真史さんが、3店舗目として展開する「アペリティフとパティスリー ACOYA」。
空間を贅沢に使い高級感に溢れ、周辺の緑と越前和紙の風合いも調和したレストラン。
モーニング・ランチ・カフェタイムも営業予定。
手前の入口のパティスリーでは、酒粕や梅酒で使用した黄金梅を再利用したパウンドケーキやチーズケーキなどの焼き菓子を販売。
ランチプレートは、お魚膳かお肉膳かを選択。モーニングでは、和のお粥セットか洋の酒粕蒸しパンセットが選べるそうです。

結城美栄子(ゆうきみえこ)さんの作品、レストランには火の精がいます。

食事は、食材も調味料も食器もオール福井で構成してあるのも魅力です。

●ランチ膳
・黒龍吟醸豚
黒龍さんの吟醸酒粕を飼料に用いて育てられた豚を2種類の調理法で。バラ肉は、五領玉葱のシェリービネガー煮込みとして。端材はミンチにしてキャベツと合わせたクロケットで。
この豚肉の大きな特徴である、シルキーで品のある食感がバラ肉だと良く伝わりました。
・パン
黒龍酒粕から種を起こして、カガセイフン粗挽きの蕎麦粉を使ったカンパーニュ。
・サラダベビーリーフ
インスフィアファームのベビーリーフ・ワトム農園のお花・徳太夫のクレソンを、野村醤油の醤油かすのパウダーと奥井海正堂の白板昆布を甘酢で炊いたソースで。
・スープ
フランス南西部の郷土料理の野菜と豆のスープ“ガルビュール”を福井の食材で。豆を石臼の上で潰して乾燥させた福井の伝統保存食“打ち豆”が入っているのが特徴的です。打ち豆を使うのは北陸でも福井だけではないでしょうか。スープは、朽木屋のへしこのあらと糠で出汁を取ってあり、旨味が複雑で奥深くまろやか。

この素晴らしいロケーションで食べると一層価値が感じられました。わざわざここまで来た甲斐がある。

【使用食材・調味料・食器】
酒粕(黒龍酒造)
白板昆布(奧井海正堂)、黒龍吟醸豚(生商)、醤油粕(野村醤油)、野菜(ワトム農園)、野菜(インスフィアファーム)、野菜(徳太夫)、へしこ(朽木屋)、地辛子(麩市)、蕎麦粉(カガセイフン)、打豆(高橋製粉所)、器(漆琳堂)、器(越前焼、陶房、遥、吉田信介)、塗装(丸廣意匠)、器(ろくろ舎)、越前和紙(山岸和紙)、木製品(井上徳木工)

【店舗詳細】
店名: acoya(あこや)
所在地:福井県吉田郡永平寺町下浄法寺12-17 酒樂棟 2FーB
電話番号:0776−97−9396
席数:44席
営業時間:8:00〜18:00 ※営業時間は変更する場合もあり
【朝】8:00〜11:00(L.O 10:00)
【昼】12:00〜15:00(L.O 14:00)
【カフェタイム】15:00〜18:00(L.O 17:00)

石田屋ESHIKOTO店

レストランと同じフロア、ESHIKOTOの「酒樂棟(しゅらくとう)」2階は黒龍さんのお酒が購入できるショップがあります。
黒龍しずく・黒龍 八十八号・黒龍 火いら寿から、石田屋・二左衛門・ESHIKOTOなどの入手困難な高級酒もここで買えるのが良いですね。


結城美栄子(ゆうきみえこ)さんの作品、レストランには水の精がいます。

ESHIKOTO
住所:福井県吉田郡永平寺町下浄法寺第12号17

「cadre(カードル)」福井県食材を用いたモダンフレンチ。旧福井銀行をリノベーションした建物は清楚で優美。記念日にも良い

NARISAWA × WAGYUMAFIA【おにぎりプロジェクト】in福井 黒龍酒造にて開催。おにぎりを通して医療従事者の方に感謝を伝えたい。