【ONE PARK FESTIVAL 2022(ワンパークフェスティバル)】福井で開催 北陸最大級の野外音楽フェス。提供フードのレベル高さにも度肝を抜かれる!

北陸最大級の野外型ミュージックフェスティバル「ONE PARK FESTIVAL 2022(ワンパークフェスティバル)」が、2022年9月3日(土)・4日(日)に福井市中央公園 特設会場で開催されました。開催は2022年で3度目を迎えました(初回は2019年開催。コロナ禍を経て2度目は2021年11月に開催)。出演アーティストは音楽ファンが喜ぶ方々ばかりということもあり、全国から注目を集めています。
さらに、街の中心部で開催する“都市型フェス”で好立地であることと、福井県のトップシェフを集めて提供フードに全力で取り組んでいるのは特筆事項。食のレベルの高さに度肝を抜かれるはずです。

そう、福井ワンパークフェスティバルは“音楽と食”を通して福井を五感で味わうフェスなのです。

この切り口をイベントの主軸としているのは、北陸では同フェスだけだと思いますよ。
金沢は伝統芸能やJAZZ、クラシックなどは強いですが、このような音楽フェスは無いですね。

2022年の出演アーティストは、(五十音順)
【9/3】 ALL OF THE WORLD、AOKI takamasa、Awich、CAPTAIN VINYL、chelmico、D. A. N.、Keiichi Ejima(sakanaction / NF)、羊文学、Emi Okazaki (sakanaction / NF)、kiki vivi lily、氣志團、七尾旅人、Ramza、VivaOla / Wez Atlas
【9/4】DJ NORI、どんぐりず、Haruy、ハンバート ハンバート、Kotsu(CYK | UNTITLED)、松浦俊夫、向井秀徳アコースティック&エレクトリック、MURO、ペトロールズ、toe、東京スカパラダイスオーケストラ、WONK、SOIL&“PIMP”SESSIONS

当初出演予定だったサカナクションのご出演が事前で叶わなくなりましたが、直前にもかかわらず氣志團が男気出演をしてくれるという、ドラマティックな展開も話題になりました。1日目のトリとして出演され、夢のようなパフォーマンスに会場が沸きました。本当に胸熱でした。

また、2週間前からずっと雨予報だったのに晴れになったり、一瞬土砂降りになったり、2日目は一転して真夏日になったりと、“フェスは生き物だな”と思いました。ヒヤヒヤだけどドキドキ。興奮しっぱなしの2日間でした。

さらに、“街全体が一つのテーマパークになる音楽フェス”を掲げているだけあって、フェス会場内だけに留まらず、福井城跡を取り囲むお堀ではカヌー体験が出来るようにしてあったり、「戦国サウナ」と題したサウナが特設されたりと、街全体で盛り上がれるアクティビティーが設けられていました。なんだかディズニーランドみたい(笑)

「どこよりも面白いことやってやろう!」という類例のない構想とアイデアを本当に具現化させてしまう主催者の熱量と、福井県や福井市といった行政との連携がバッチリだし柔軟性あるのが凄いと思いました(通常、街ナカでのフェスは苦情が来たりと実現性が乏しいそうです)。
2024年には「北陸新幹線 福井・敦賀開業」も控えているので、ますます福井から目が離せない!

私のページでは、同フェスの食にフォーカスして綴っておこうと思います。
(音楽の事は知識が無いので、音楽の解説は割愛します。)

HONMARU FOOD COURT

「HONMARU FOOD COURT」と名付けられた、会場内に設けられたフードコートです。
福井の魅力的な地元食材と、それを昇華させるシェフとのセッションで、食の発信の場にもなっていました。
何より、野外フェスとは思えなレベルの高さでした。

話題を集めたのは、出演アーティストである「WONK」のボーカルで、シェフとしても活躍する長塚健斗 氏と、金沢のカウンターフレンチ「FIL D’OR」田川真澄シェフコラボパエリア。福井の食材をふんだんに用いて、このフェス限定のパエリアを提供しました。
レシピ指導をしてくれたのは、金沢でミシュラン2ツ星を獲得するの金沢のスペイン料理店「レスピラシオン」が展開するスペインバル「comer」北川悠介シェフ。

お米は福井県産の「華越前」の古米を使用(出汁を吸って輪郭が取れた美味しい炊き上がりになるため)。
ベースは魚の骨や豚から取った出汁で、仕込みにとても手間と時間がかかっています。
毎回トッピング食材には変化を持たせ、福井県産の野菜やボタンエビなどを使用。お肉は名水百選の湧水と地元野菜と酒粕で育てた福井県大野の「荒島ポーク」にこだわりました。

特大のパエリア鍋で作ったので迫力満点!長蛇の列が出来ていました。

さらに、あの世界のピエール・エルメ福井三国の望洋楼のコラボスイーツ「ONE PARK ソフトクリーム」も大人気でした。
とっても濃厚なバニラソフトに福井県産の完熟梅“黄金梅”のソースをかけて、ワンパークロゴ入りマカロンを添えた、フェス限定ソフトクリームです。

【HONMARU FOOD COURT 出展レストランと提供メニュー】
料理屋みや﨑:とろける牛すじカレー、木下牛リブロースしゃぶ温泉卵トリュフソース
cadre(カードル):黒龍吟醸豚の肉巻きおにぎり、ジャンクポテト、バターチキンカレー
FIL D’OR(フィルドール):パエリア de Fukui
鮨処海月 × GINCHIYO:炭焼豚肉ちらし寿司、紅ズワイガニといくらのちらし寿司
望洋楼 & ピエール・エルメ:ONE PARK ソフトクリーム、マカロン
ワトム農園:まほうのトマトの冷製スープ ベジタブル乗せ、ワトム野菜のサラダ、ブドウのバラエティパック
  

VVIPゾーン提供コースとお酒

なんと、フェス会場である中央公園と隣接する藤田ホテルを繋ぐ遊歩道にはプレミアムシート「VIPゾーン」が設けられていました(事前予約・別料金)。この場所を利用するとはなかなかのアイデア。ナチュラルでゴージャスなしつらえも素敵。会場全体を見渡せる場所で、音楽を聴きながらお酒と食が楽しめるという訳です。


(ちょっとだけお手伝い)


お酒は、ソムリエが厳選するワインペアリングと、福井の名蔵「黒龍酒造」さんの「無二」も利酒できるという、ぶっ飛んだラインナップでした。
黒龍さんの新ブランド「無二」は、業界初となる「入札会」によって価格決めしたことでも日本酒通を驚かせました。「無二」は超入手困難なので、まさにプレミアム!レストランでもここまでの取り揃えは不可能に近い。

料理はコース提供も行っておりました。
こちらも本当に“フェス飯”とは思えないクオリティーの高さで、驚きの連続でした。

ワンパークフェスティバルVIPコース

●魔法の冷製トマトスープ ベジタブルのせ「ワトム農園」
華やかな一品からスタート。
料理人が惚れ込む福井の注目農家「ワトム農園」さんの野菜を使用した冷製スープ。「まほうのトマト」は、甘くて皮が薄く、青臭さがないと人気。
青い未完熟状態を採って赤くなるのを待つのではなく、枝で真っ赤に熟してから収穫するそうです。

●なめろう巻き「鮨処海月」
なめろうは目の前でクルッと海苔で巻いて大将からハンドto ハンド。パリッとした食感と共に広がる磯の風味と共に。

●魚介と野菜のスペシャルパエリア「FIL D’OR × WONK 長塚健斗」
スペシャルコラボパエリアはVIPゾーンでもコースに織り込んでくれました。こちらは大ぶりの福井産ボタンエビを主役にして、シンプルですがインパクトありました。

●蒸し鮑×バイ貝と実山椒のコンフィ「鮨処海月」
ふるふるの蒸し鮑には、仕上げに肝ソースをかけて。肝を味わい尽くすためにシャリを添えてくれました。

バイ貝は、柔らかく仕上げた実山椒の効かせ方が秀逸でした。シンプルなのに新しい発見のある味は海月さんらしい。

●三ツ星若狭牛リブロースと池田町クレソン 温泉卵とトリュフのソース「料理屋みや崎」
面を取ってスライスした大判のリブロースは、絶妙な火入れと厚みでほっぺたの柔らかさ。池田町の山中で育てられたクレソンの健やかな美味しさが、舌にたゆたう脂肪味を引き締めます。

●池田町産鹿肉と自家製山うにのソーセージ「cadre」
ソーセージは鹿肉の野趣と、唐辛子と柚子で作られる福井の伝統薬味“山うに”を組み合わせて、福井の里山の奥深さを教えてくれる一品でした。

●ラブリー牧場ジャージー牛のホルモン煮込み 「cadre」
勝山のラブリー牧場と言えば、ジャージー乳の絶品ソフトクリームで有名。ソフトクリームをお目当てに、みなさんわざわざ車を走らせてここへ向かいます。フレッシュで濃厚な牛乳そのものと言えるミルキーな味わいにはファンも多い。私も大好きです!
そのジャージー牛のホルモンをトマト煮込みにして。仕込みが丁寧で臭みがなく、ソフトな弾力に歯が喜びました。

●三ツ星若狭牛すじカレー「料理屋みや崎」
〆は、みや崎さんと福井市の大人気カレー店「びーどろ」がコラボしたスパイスカレー。オリジナルブレンドのハーブとスパイスを風味のアクセントに加えた、本気の牛すじカレーでした。

何度でも言いたい!本当に

フェス飯とは思えないレベルの高さでした!

この他にも、「NINOMARU FOOD COURT」・「HONMARU MAIN BAR」・「NINOMARU MAIN BAR」など食ブースは盛りだくさんで、まだまだ紹介したいことがたくさんありますが、書き切れないのでここまでにしておきます。
来年の2023年のワンパークフェスティバルにも期待が高まります。
全国の音楽ファンにも、食通にも、ぜひ訪れてほしい北陸を代表する異色のイベントです。ぜひお楽しみに!

「望洋楼(ぼうようろう)」三国で越前がにの最高峰“皇室献上がに”を味わう。2021年11月7日リニューアルオープン!

「料理屋 みや﨑」福井の地物食材にキャビアなどの洋食材を織り込んだオリジナリティーある日本料理

「鮨処 海月」福井北陸の地物で奏でるすし。大将のセンスが光る斬新な味の組み立てにも注目です。通いたい一店。

「cadre(カードル)」福井県食材を用いたモダンフレンチ。旧福井銀行をリノベーションした建物は清楚で優美。どんどんパワーアップ!

「FIL D’OR(フィルドール)」田川真澄シェフのセンスが光る料理と自然派ワイン・日本酒。コンパクトでおしゃれなカウンターのお店

「comer(コメール)」2ツ星レスピラシオンが展開するガストロバル。北川シェフのカタルーニャ料理がすごい!パエリアも絶品

「越前 蟹の坊」“福井で蟹と言えば”の望洋楼さん直営店。三国港が目の前でオフシーズンも新鮮な海の幸が堪能できる。甘海老てんこ盛り丼うまい!